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定款認証

一般社団法人の設立と定款認証について

一般社団法人は何らかの活動を行う団体が法人格を持とうとする場合に有効な選択肢として知られています。2008年に施行された法律によって新規に設立が可能になった法人の形であり、比較的新しいものであると言えます。この様な仕組みの法人が出来るまでは公益法人としての非常に高いハードルを越えなければ法人化することが難しいという状況にあり、そのために多くの団体が個人の延長線上で活動をせざるを得なかったという時期がありました。

しかし近年になって一般社団法人の設立が可能になり、状況が大きく変わってきています。一般社団法人の設立は条件がそれほど困難ではないのが特徴であり、一般的な企業である株式会社の設立のために必要な手続きと同程度の難易度であるとされています。

その様な一般社団法人の設立手続きは必要書類を作成して所轄の法務局に届出ると言う内容になっています。この手続きを登記と言い、法務局で管理している法人の登記簿に名前を連ねるための手続きこそ法人設立のために必要なことであると言えるのです。この登記のために必要な書類はいくつもありますが、その中でも最も重要であるとされるのが定款と呼ばれる書類です。

この書類は他の法人、例えば株式会社や医療法人などでも作成することが義務付けられている書類です。そこに書かれているのは組織の概要であるのが一般的です。団体の名称や構成している役員又は社員の名前、そして事業内容や事業目的等団体活動の詳細をまとめておく書類であると言えます。一般社団法人として認めてもらうためにはこの定款に書かれている事項が一定の条件に合致している必要があるのです。

一般社団法人の設立を目指す場合、この定款は法務局に提出する前に定款認証を受けておく必要があります。この定款認証と言うのは公証役場と呼ばれる場所で公証人に定款を承認してもらうことを言いますが、この手続きが一般社団法人の設立のためには必要となっています。そのため定款は3冊用意しておくのが手順となります。一冊は公証役場での定款認証時に提出するためのものであり、もう一冊は定款認証後に法務局に収めるためのものです。

そして最後の一冊は団体側が保管するためのものです。これらの三冊は同じ内容であることが重要であり、ここに記載されている内容が有効になるのです。そのため後から事業内容の変更を行うのは非常に面倒な手続きとなります。そのため最初が非常に重要であると言えるのです。